2019年9月 森のたより
灼熱の夏も過ぎツクツクホウシの鳴き声が聞こえるようになると秋が駆け足でやってきます。というかやってきて欲しいと思うこの頃です。
さて先月20日は夏まつりでした。園によってはバザーや盆踊りがあるようなお祭りもありますが、本園では午前の時間をお祭り気分で盛り上げて楽しく過ごしましょうと言うスタイルです。ホールにみんなが集まってそれぞれのコーナーの遊び方やスタンプの約束やルールなんかを聞いて、お手伝いの民生児童委員の皆さんにお礼を言って始まります。
これはマルチエイジのクラスで、ふだんから年長の子たちがリーダーシップをとり、小さな子たちのお手伝いをしたり、見守ったりすることが日常化しているので、いわば年長の子たちに話しているのですが、お祭りを一番楽しみにしているのが年長の子たちですからワイワイガヤガヤ、なかなかしっかり聞けません。以外と年少の子がしっかりお話しを聞いていて、実際お楽しみコーナーに行くとウロウロしている年長児に年少児が教えているなんてこともあるわけです。
幼児期に育ってほしい10の姿。今回は「道徳性・規範意識の芽生え」という言葉を僕なりに深掘りします。