お知らせ・保育室から

2019年1月 森のたより

森のたより2019.01.08

暮れに雪をみて、そうかお正月を迎えるのかと思い直しました。季節のうつろいが気持ちを切り替えてくれます。今日から新しい年の保育がスタートしました。クラスを覗けばお年玉の全額報告をしてくれますし、お友達と出会って一緒に遊んだ話とか色々話しかけてくれます。
今年度は第三者評価の受審年度で、夏には保護者の皆様方のアンケート調査を実施していただきました。その後園内での自己評価が終わり、今月には現地調査を受けます。今年度内には評価結果が公表されることになります。
年末に皆様のアンケート調査の一部を拝見しました。改めて気付かされることも多く有り、今回の評価結果を待たずとも、できるところから改善を目指していきます。

さて、保育見学会を開催する月となりました。この見学会では3歳以上児の3クラスの保育をご覧いただきます。
「子どもの手足は突き出た大脳」と言われています。しかしそれは乳児期だけで無く幼児期にも同じ事が言えるのです。こどもの育ちは環境を探索し、環境の性質を知り、環境に合わせた体の動かし方を繰り返して学習していきます。
赤ちゃんは、見て、手に取ってさわり、振り回して投げる。追いかけて箱に入れて、又出して・・・・と遊びが続きます。このように目や耳を使い、手足を使って何かを操作していく一連の遊びは、赤ちゃんの感覚を育てているのです。いわば、全身で感覚への刺激を受けているのです。それが脳を育てます。
そのためには動きやすい服装が大切ですね。肩や腕が、膝や足首が動きやすく、大人よりも一枚薄い位で十分です(遊ぶときは)。体をしっかり動かす子は情緒も安定します。体と心はしっかりつながっているのです。
このような体験を繰り返して次第に成長していく子たちは、周りの大人や友達とのやりとりを繰り返しながら混沌としていた意識を形作り、言葉や表情で自分の気持ちを表現できるようになります。
人として生まれて初めての事を体験することも数多くあります。大人たちや周りの友達の振る舞いを見ながらやりとりのある暮らしをとおして自らの生きる姿を求めて生きていくのです。
今月保育見学会でご覧いただく活動で、「環境認識」とは幼児として様々に無意識のうちに出会っている数々の出来事を改めて認識する学びのひとときを名付けた言葉です。又、「文学」と聞くと、何か文学作品と関わりを持つことかと思ってしまうかもしれませんが、ふだんの生活の中で繰り返される言葉のやりとりを学ぶ機会の一つなのです。
乱暴で、人を傷つけてしまう言葉もあり、自ら意欲をなくしてしまう言葉もあります。人は関わりの中で生きていくのですから、環境を知り、より良いふるまいを学ぶことはとても大切なことです。

ながらこどもの森 空き状況

3号
認定

0歳児

×空なし

1歳児

×空なし

2歳児

×空なし

2号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

◯空あり

1号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

◯空あり

[8月8日現在]
詳しい空き状況は園までお問い合わせください。 毎月20日までに申込み、翌月1日からの入園。

お問い合わせ・ご相談

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(受付時間/9:00~16:00)