お知らせ・保育室から

2019年2月 森のたより

森のたより2019.02.04

鬼は外、福は内の節分では大いに盛り上がり、怖くも楽しくもある、そんなウキウキする気持ちを味わうことができたでしょう。暦は春です。なんだか雪もしっかり見ないうちに冬が終わってしまいそうですね。
先月は2階の以上児のすべてのクラスで3日間行いました保育見学会にお越し頂きありがとうございました。異年齢集団の中でのお子さまの育ちはいかがでしたでしょう。
3日間を通じて中島先生には「子どもの靴はこんなに大切」というテーマでお話し頂きました。
二足歩行は地球上の生き物の中で人類にしかできないことですね。生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん歩くことはできません。寝たきりの状態から寝返りが始まり、お座りをします。そしてハイハイ、ズリバイ、タカバイと体を動かし筋肉がついてきますね。
ようやく何かにつかまり、そして立とうとします。「立った!立った!」と周りの大人は大喜びですよね。でもグラグラとして又ぺたんと尻餅をついてしまいます。そろそろ靴がほしいよねとベビーシューズを準備します。このベビーシューズのほとんどの商品は底もしっかりしていますが、何よりカカトをしっかり包み込むようにつくられています。靴を履くことでグラグラすることを避けることができてしっかり立つことができます。靴を履けば立てると言うことでもありませんが、ぐらぐらしているのは踏みつける足の裏を軸にフワフワ?と、なんだかバランスを探しているようです。足の骨はまだまだ軟骨が多く、足の裏も柔らいですね。

このベビーシューズの足裏、そしてカカトを守るということが乳児期のみならず幼児期にまで必要と言うことなのですね。反面、バランスをしっかりとれるようになるトレーニングも必要になります。捕まり立ちから伝い歩き、そして歩き出します。つま先からかかとまでを使い衝撃を吸収して支え、足を蹴り出して前に進みます。しっかり歩くことで土踏まずも形成されてきます。
中島先生の事前調査では体重のバランスが後ろに傾くためにハンマーツーと言われる鏡指になっているお子さんやすでに外反母趾になっていたり、その傾向があるお子さんも報告されました。
このような足はやがて体の不調を起こす要因となるために幼児期のうちに改善する必要があること、そしてその改善の方法を紹介して頂きました。足の指、第二関節のマッサージなどですが、是非とも継続して入浴後のマッサージを心がけてください。
この足の形調査は引き続き行い、改善されたことを皆さんにお伝えできればと思っています。
ちなみに、1月末上履きのサイズを測りに来て頂いたシューズショップの店長さんには「この園の子達の足は非常にしっかりしていて驚きました。なにか特別なことをされているのですか?」とのコメントを頂きました。
中島先生は毎日体操の先生です。先生が足の形調査をしている園は何らかの形で子どもの体作りにこだわりを持った園の子ども達が多いのですが、そういう園ならばこそ、靴にこだわり、しっかりとこどもの成長を支えるツールとして登園、降園そして屋外で遊ぶときの靴、屋内で運動するときの靴をしっかり選んでくださいとのメッセージでした。
尚、足のマッサージは土踏まずができてくるタイミング、おおよそ2歳半頃からが好ましいとされています。歩き始めたばかりであったり、しっかりと足の指の骨格ができるまでは必要ありません。ご注意ください。
暖かくなってくると新しい春に向けての足音も聞こえてくるようです。ながらこどもの森の子たちにはしっかりと一歩一歩を歩んでほしいと願います。

ながらこどもの森 空き状況

3号
認定

0歳児

×空なし

1歳児

×空なし

2歳児

×空なし

2号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

◯空あり

1号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

◯空あり

[8月8日現在]
詳しい空き状況は園までお問い合わせください。 毎月20日までに申込み、翌月1日からの入園。

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