お知らせ・保育室から

お知らせ・保育室から

2021年7月 森のたより

森のたより2021.07.01

教育見学会にはお忙しい中をお出かけいただきありがとうございました。

毎年、同じシーンをご覧いただいていますから、年少の時、年中の時の姿を思い出され、確かな成長をご覧いただけたと思います。特に年長児は毎日の日課、様々な行事を通じて年長児としての自覚が高まっていきます。

クラスをまとめることも工夫が必要なことを感じます。この工夫は何かを言葉で伝えたり文字であらわしたりすることもあるのですが、その大部分はこころの工夫です。ゆずったり、我慢したり、調整したり、話し合いを必要と感じたり。主張したことを譲れないこともあって泣きながら自分の言いたいことをみんなに伝えることもあります。

その都度、子どもたちのこころは深みを増し、広さを増し、豊かさを増します。目に見えている部分は、実はほんの一部なのです。

とにかく、久しぶりのゲストの来園で子どもたちも落ち着かず、とまどう姿も見られましたが、なんとか3日間を元気に過ごしてくれました。

心より感謝申し上げます。

その際、夏の炎天下でのプール遊びを含めての保育時、保育者の熱中症予防の観点などから一時マスクを外すことを提案させていただきました。

笛で合図をするのは一年を通じてプールの時だけですが、水の事故対策なども考えると、不安を感じるご意見もありましょうが、ご理解をお願いいたします。



2021年6月 森のたより

森のたより2021.06.01

「流れる日課」は私たちの保育の大切な概念の一つです。小さな子どもたちでは遊びから排泄、着替え、或いは手洗い、食事、睡眠へという一連の動作がいつもの通りに繰り返される中で心の動きや体の動きがスムーズになっていきます。これは特定の大人が一人の子どもへの援助や要求の満足に寄り添うことから可能になります。それが育児担当制というシステムでもあります。

育児は着脱、食事、排泄、睡眠といったような遊び以外の生活を総称するものです。英語圏ではALDと表します。アクティビティ・ダイニング・リビング。いわゆる普段の生活の舞台ですね。

そのいちいちをデキルできないで育てるのではなく、生活の流れとして、ひとまとめに習慣にしていこうということでもあります。このような視点から基本的生活習慣と言うこともあります。

スムーズな生活習慣の移行は、歩き始めるころから次第に定着していきます。大まかなめやすはあるものの、心や体の発達には個人差があり、何歳何か月までに「ここまでできていなければ」ということはありませんが、ついつい気になることですね。


2021年5月 森のたより

森のたより2021.05.06

お休みが続くだけなのに、なんだかウキウキしてしまうようなゴールデンウイークですが、今年はなんだか錆びた鉄のような連休になってしまいました。

マスクの毎日が当たり前の日常になって一年になります。「新しい生活様式」が推奨され、マスク着用によって大人の表情が見えない日常が長期化する中、子どもの育ちに影響はないのだろうかと案じています。マスクをしていると、大人同士の会話ですら聞こえにくいときがあります。さらに表情や口の動きが見えないので、相手が伝えたいことや気持ちが読み取りにくく、それは、逆に自分の気持ちも伝わってないのかなと思うことがあります。子どもでも同じことが言えましょう。

先日。京都大学の教育学教授の明和教授のレポートを拝見しました。「直接的な因果関係を検証することは不可能です」としながらも「ヒトの脳の発達原理に基ずくと、やはり何かしらの影響がでてくるリスクはあると考えます」とありました。

当初は乳児のお部屋で育児するときのマスクは止めますよと皆さんに通知しましたが、緊急事態が宣言され、感染の可能性が高まる中で、すべての保育時間帯で保育者のマスク着用をお知らせしました。その後、フェイスシールドを作ってみたり、購入したりで幾度となく挑戦しましたが、なかなか着用感が良い製品がなく、ほとんどあきらめ、日常はマスク、行事はフェイスシールド、と併用しての毎日が現在も続いています。

改めて園の保育者の皆さんにもなにか感じていることはありませんかと尋ねてみました。


2021年4月 森のたより

森のたより2021.04.01

あたたかな春の日差しに園庭桜も満開を過ぎ、ながらこどもの森での一年が始まります。

子どもたちは誰もが新しい環境を楽しみと不安が混じった複雑な気持ちで迎えます。今まで見ていたものや感じていた色々な物事を新しい気持ちで迎えます。こども園は子どもたちが人生で初めて迎える社会です。豊かで優しい心根が育っていくことを願っています。

さて、絵本は子どもたちが初めて出会う芸術作品のひとつです。美しい絵ときれいな色彩は心を華やかにし、写実的な絵や力強い墨絵などの絵本はワクワクと心ときめきます。

それが愛しい人の声で語られ、ページをめくるごとに、次から次へと展開していくのですからウキウキしたり、ドキドキしたり、悲しくなったりして、心が激しく動くのは当然ですね。

さて、「三匹の子豚」の絵本はいろいろな作者の本が出版されています。イギリスの昔話で3匹の子豚の兄弟と狼が登場します。狼が3回子豚を襲い3番目の子豚にてこずって、3回の挑戦にも失敗してしまうというのが大まかなストーリーです。

福音館の本は瀬田貞二訳山田三郎画でドラマチックな絵の1冊です。最初の藁のおうちの一匹と木のおうちの子豚は狼に食べられてしまうのですが、最後は子豚の用意した鍋に落ちて死んでしまい、ついには豚に食べられてしまうのです。裏表紙にはお肉を食べているお年寄り豚の絵が飾られた前で、たぶん孫ぶた?たちが集まっている姿もおまけで描いてあります。


2021年3月 森のたより

森のたより2021.03.01

いよいよ1年が過ぎようとしています。年長の皆さんは1日から2月までのすみれの部屋に引越しをして過ごす移行期が始まります。卒園式があったり、年度末のお休みもあるので1ヶ月もありません。しかし、一人ひとりのために用意された机と椅子は特別で、4月からの小学校での生活にウキウキする毎日であってほしいと願っています。

子どもたちの体の成長や心の発達などを見ていると、さも階段があるかのように右肩上がりに上がっていきます。それは、できなかったことができるようになったり、言えなかったことが言えるようになったり、様々な表現なのですが、大人を驚かしてくれたり、喜ばせてくれます。

日本の教育に「幼稚園」が登場したのは明治9年(1876)。関信三が園長となりフレーベルの精神を基に誕生したのですが、結果として3歳未満児を含めての乳幼児教育という視点でとらえ始められたのは平成28年(2016)です。したがって、140年間、就学前の乳幼児期の教育は3歳からという視点でこどもをとらえ、小学校に入学するための準備教育期間のようにカリキュラムされてきました。

私たち日本人の「幼児教育は3歳から」という教育観はもはや、血となり肉になっています。いまさらどうなるものでもないと居直る向きもあるのですが、脳の仕組みや体のシステムなど、140年間で解ってきたことはたくさんあります。結果、世界中で非認知能力の再認識をはじめとする新しい知見で乳幼児教育が見直され、遅ればせながら日本も乳児期を含めた教育プランを示しました。

以前、私が岐阜県の保育団体で「0歳からの教育」というキャッチコピーを使った時には、0歳児に教育とはどういうことか、と県内の数園からクレームが来ました。 0歳にはやはり養育という言葉がふさわしいとのことでした。教育を「指導」という言葉でしか理解してこなかった概念では、確かに言葉も十分に話せない0歳児に、どのように指導するのかという課題ができてしまいます。

私は0歳から指導しましょうと呼びかけたのではありません。赤ちゃんと会話はできませんが対話することはできますね。小さな赤ちゃんも大人が心を開いて赤ちゃんのお顔を見て「どうしたの?」と微笑むと、赤ちやんも微笑み返してくれます。笑顔にお互いを励ます力があることをお互いに学ぶのです。

2021年2月 森のたより

森のたより2021.02.01

雪が多い冬のようですが、日差しは意外と暖かく、子どもたちの園庭遊びも毎日楽しそうです。

「光るどろだんご」が子どもの遊びに登場したのいつ頃でしたでしょう。20年以上前になると思います。それまでも「どろだんご」は砂場遊びの定番でしたが、「光る!」と形容されているので興味がわき、僕自身も挑戦。なるほど。確かに「光るどろだんご」が出来上がりました。

その「どろだんご」は今も持っていて、記念品のような存在になっています。(下の写真)

「どろだんご」は、もちろん「どろ」で作ります。なかなかいい泥がないのですが畑土に砂を混ぜたのがいいですね。どんな土がよかったかなとインターネットで検索したら・・・・なんとたくさんの「泥団子つくり」が紹介されていました。要するに、次第に細かな土をかけて土の粒子のすき間を埋めていけばよいわけです。

この乾いた砂に手を入れて引き上げたときに掌についてくるパウダーのような砂を集めていた時に、どこかでこの粉を見たのを思い出し、そういえば粉絵具のようだと・・・・・そこで粉絵具を使うこととなり、さらに絵の具の色を変えて、ストッキングで磨き出来上がりました。

20年以上経過しますが、今でも光は失われず、壊れもしません。なんとたくましいものです。

2021年1月 森のたより

森のたより2021.01.07

あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いいたします。

誰もが予想できない1年を過ごし、収束の陰も見えない中で新しい年を迎えました。食卓を見ればおせちが並び、箱根駅伝はいつも通り放映され、家の中ではいつものお正月の風景があります。

おせち料理というか、お正月の食卓はいつもより品数がおおく並びます。大人でも口になじむものがあったり、どうも苦手なものがあったり様々です。みんな大好きが良いのでしょうが、そうもいきません。面白いのはおいしく思うものが年齢や年ごとに違うこともありますね。

子どもはどうでしょう。いわゆる食べず嫌いもあるでしょうが、好きなものを見つけるとそればっかり食べたりします。すかさず、「いろんなものを食べようね」と大人が声をかけます。

大人がこどもを見るとき、栄養に偏りが無いように、好き嫌いなくすべてをまんべんなく。という思いはどこにでも顔を出します。

確かに、いろいろな経験が人生を豊かにすることはありますから、人生の先輩として少しでもより豊かな人生をと願う純粋な大人の気持ちの現れでしょうね。

2020年12月 森のたより

森のたより2020.12.10

ECCの時間をお世話になっているのはアンドレ先生です。かれは園に入ったら英語しかしゃべりません。   

どれほど日本語を話すのかわかりませんが、とにかくながらこどもの森に来はじめて3年目になります。とっても優しくって子どもたちはECCの時間、アンドレ先生に会う時間を楽しみにしています。

このお便りでは異文化交流としてその時間をお知らせしています。現在ではECCにお世話になっているので英語の時間?あるいは外国語に親しむ時間?と理解いただいてると思います。

いずれにしても英語教育の時間だと思っておられる方が多かろうと思います。でも出発は少し違うのです。英語学習の時間を始めようとして始まったのでは無く、ある保護者からの提案から始まりました。

10年以上前の話ですが、英国人のお父さんと日本人のお母さんを持つ女の子が入園しました。どうやら、朝の送りはママが、お迎えはパパの担当なのか、楽しい毎日が続いていたと思っていました。しかし、ある日パパから相談を受けました。彼の風貌はいわゆる西洋人。大きな体で、金髪です。そのパパは「園長。どうも娘の友達たちが私を見る目がなにか怖いものを見ているような雰囲気を感じる。外国人に慣れてないのかな?コレって問題だよね?」ということでした。

その通りですね。「だったらあなたが園に遊びに来てくれたらどうですか?」と提案しましたが、それでは何か考えてみようと言うことで、数日後、私の友人で幼稚園に毎月行っている人がいるからその人と話し合いをと、友人を紹介していただきました。

そして彼の友人には「英語教室じゃない。とにかく子どもたちとコミュニケーションをとることを第一にして、一緒に遊ぶひとときを共にしてください」とお願いしました。それからその日を子どもたちが異文化交わる日と呼び始めたのです。

2020年11月 森のたより

森のたより2020.11.01

新型コロナウイルス感染予防で様々な変化を余儀なくされていますが、「おとまりほいく」もその一つです。

様々な行事は子どもたちが非日常の新鮮さを味わうひとときです。子どもはあらかじめ予定されたタイムテーブルでの安定した日常の中でこそしっかり育ちます。

非日常といえどもサプライズで無く、しっかり予告し、きっとこうなるだろうと予測してそのときを迎えます。秋晴れの気持ちの良い日が続き、色々な準備が整い、お泊まり保育の日を迎えました。

子どもたちにはとても気持ちよく1日を過ごせたようでした。

保護者の皆様には様々な感動をどのように話すのでしょうか。どうぞその声を担任に聞かせて下さい。もちろん、振り返りの時などに子どもたちの声は聞こえてきましたが、皆さんと離れてすごした一夜の心をゆっくり聞いてあげて下さい。

5歳、6歳と修学を来春に控えた子どもたちは色々なお話ができます。年長会議を始めて半年たちますが、自分の意見をみんなに伝える。あるいは、お友達のお話をしっかり聞く。そういうことがしっかり育ってきたようです。秋の森フェスでは連日年長会議を開いていました。どんなあそびがしたいのかな?という問いかけから始まり、色々なあそびを提案し、どれが良いか選択しました。実際ゲームをしながらどんな言葉でみんなに伝えることができるだろうかと言うことも考えました。

クラスの意見をまとめ、それぞれがあそびを提案してくれた秋の森フェスでした。かえって私たちの方が昨年までのことに気持ちをひきづり、本来点数化すべきでない毎日体操のあそびを評価の対象にしてしまうという失敗をしてしまい、猛省したことです。

2020年10月 森のたより

森のたより2020.10.01

すっかり秋になりましたね。気持ちの良い日が続き、どの子も外遊びに夢中です。

先日の教育保育見学会には多くの皆様にお越しいただきありがとうございました。

その際には毎日体操もご覧いただきました。毎日体操は子どもたちの細やかな身体能力とか体の機能、あるいはボディーイメージや空間認知を育むというような目的を持っています。

さて、子どもが体力をつけるにはどのようなことが好ましいのでしょう。と言っても、有酸素運動を心がけて、筋肉に負荷をかけてプロテインを飲むというようなことではありませんね。

以前、と言うよりかなり昔、園に正課体育を指導しますという体育教室のお兄さんに来ていただいていた頃がありました。体育となると、体の大きさや体力そのものに差がありすぎるのでクラス別というわけにはいかず、年齢別に「指導」をお願いしました。なるほど一年間の運動カリキュラムを立てて、なかなか面白そうでした。

でも、実際の指導風景を見ていると、いろいろな疑問を感じました。例えば鉄棒のカリキュラムでは30人の子に対して指導しますが、園にあるのは120㌢幅のものが二個あるだけ。ツバメになって捕まりましょうと言っても、せいぜい4人が捕まることができるだけ。足をかければ2人が使い、後の28人は見ているだけです。ずっと待ってて、鉄棒に捕まったらサッサと終わって後はみんなの終わるのを待ちます。待つことの練習はいっぱいできるけど鉄棒の練習はほんの少しでした。

そんなこんなでお断りしてしまったのですが、山梨大学の体育教授のレポートで園庭での自由あそびが一番という報告がありました。確かにあそびの種類を用意することで、ただ走り回るだけでなく、それぞれが工夫して遊びます。運動量もかなりになります。

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