お知らせ・保育室から

お知らせ・保育室から

2022年9月 森のたより

森のたより2022.09.01

朝晩は過ごし易くなり、園庭ではつくつくぼうしの鳴き声が聞かれるようになりました。早いもので今年度の保育がスタートして半年になる9月、折り返しの月です。

今日、9月1日は「防災の日」 大正12年に関東大震災があった日ということで各自治体でもこの前後に防災訓練を行いますが、皆さんは参加されますか?
ながらこどもの森でも毎月避難訓練を行っています。
想定する災害は火災、地震、風水害、そして不審者です。今月は不審者と風水害時の緊急降園の訓練を行う予定です。

園の避難訓練では非常ベルの音を聞くこと、防災ずきんを被ること、静かに避難することを毎月練習しており、その時に「お・は・し・も」の約束をしています。
お→おさない は→はしらない し→しゃべらない も→もどらない です。
年長児はこれまでの積み重ねでこの約束がよくわかっており静かに機敏に動いて避難できていますし、ベルが鳴るとすぐに友達同士で「しーっ!静かに!」と言いながら近くにいる大人を見ることもできます。

2022年8月 森のたより

森のたより2022.08.01

毎朝園庭から聞こえるセミの鳴き声・・・大人は暑さが増すばかりですが、こどもたちはワクワクするようです。

そんな子どもたちが羨ましく思う今日この頃。

5月のたよりで職員会議のことを少し書かせていただきました。その会議、保育の質を高めるための研修の場になっています。6月、7月は「ことば」についてグループ討議をしました。
以前に理事長先生がこのたよりで ”3000万語の格差”という本を紹介していましたが、この本の帯には「人生の基礎は3歳までの言葉環境でつくられる」と書いてあります。
私はまだ完読できてはいないのですが、赤ちゃんの脳の発達と言葉の関係について書かれており、その中に「命令は自己制御も脳も育てない」とあります。

命令と短い指示は脳を育てる効果が一番低い方法です。命令や指示は、ほとんどまたはまったく、言葉による反応を要求しないからです。
たしかにそうだな、と思ったのと同時に私たち堂角舎の保育では「指示、禁止、命令」の言葉を使わないこと、肯定的で なぜ どうして を考えられるような言葉がけを心掛けていることを再確認しました。

この写真は先月の感触遊びのものです。この日はスライムを作っていました。

2022年7月 森のたより

森のたより2022.07.01

梅雨に入ったと思っていたらもう梅雨明けして迎えた7月。
ここ数年、この時期になると日中はものすごく暑いのに夕方になると一変し、大雨やひょうが降るなど、異常気象が発生しています。
「地球が怒ってる」「え?どうして?」「大人がゴミ捨てたり穴掘ったりするから」
ひょうについて道行く人にインタビューしていた時の5,6歳の男の子の言葉が的を射ている気がしてとても印象に残っています。
地球が笑うにはどうしたらいいのか、こどもたちとSDGsを考えるのもいいかもしれません。

先月は幼児クラスの保育見学会がありました。少しの時間でしたが3日間、こどもたちの姿を見に来ていただき、ありがとうございました。
また、アンケートから保護者の皆様にとっても有意義な時間であったことが伺え、開催出来て良かったです。

さて、その先月の午後の外遊びの時のことです。私は毎日外遊びの時間を子ども達と共に過ごしているのですが、ドロ団子作りをする子が多くいました。
このドロ団子作りを通してそれぞれの年齢の成長や友達関係、子どもたちの心の豊かさを見ることができ、私自身とても楽しめました。
年少の子達にとってはちょっと大変な作業。「作って‼」と言う子が多いのですが、最初の団子だけ作り渡すと、小さな手で一生懸命に白砂をかけていきます。ところが、力加減や根気という部分ではまだまだのため、一度壊れるともう次の遊びに向かっていきました。


2022年6月 森のたより

森のたより2022.06.01

さわやかな季節の次はジメジメした梅雨がやってきます。
雨間には気持ちいい人工芝の上で遊べるといいのですが、今年の梅雨はどうなるでしょう。
先月はコロナ禍に見舞われてしまい、保護者の皆様にはご心配をおかけしました。また、ご協力も頂き、ありがとうございました。
こどもたちの中にはコロナを通してウイルスって何?と興味を持った子もいるようですが、6月はまさに自分の体に興味を持つ月です。
裏面の行事予定でお伝えしますが、7日の眼科を皮切りに内科、耳鼻科、歯科と健診が続きます。
そして、2階のクラスでは病院ごっこが盛んになります。
この遊びはたんぽぽ組から始まりますが、年齢が上がるごとに内容が濃くなり、2階では年長児がいることで本格的になります。
「カルテが欲しい」「点滴も」「ベッドも」などこどもたちからの要望で必要な物が揃えられてきました。
これに関連させて環境認識の時間では人の体についての知識が得られるようにします。

2022年5月 森のたより

森のたより2022.05.02

満開うすもも色の桜が散り、色鮮やかな新緑の季節がやってきました。園庭もあっという間に緑色になり、晴れた日は涼やかな木陰をこどもたちに提供してくれています。
この時期に山々を見ると何だかもこもこして可愛いなぁ、と思うのは私だけでしょうか!?
先月の職員会議で(子どもの森、小さな森合同で行っています)今一度私たちの保育、教育の基本を見直すべく、法人の理念と方針について話し合いました。
保護者の皆様にもこのおたよりでお伝えします。

2022年4月 森のたより

森のたより2022.04.04

ご入園おめでとうございます
ご進級おめでとうございます
寒さに耐え、春を待ちわびていた桜の花が開き、木々の芽もふっくらとしてきました。
この四月より脇淵徹映先生から園長のバトンを受け取りました矢橋美佳と申します。
ながらこどもの森がこどもたちはもちろん、保護者の皆様にとっても居心地の良い森になるよう努めて参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、気持ちも新たに新年度のスタートとなりましたが相変わらずのコロナ禍ということで岐阜市の指導の下、本園で行っている感染予防対応について皆様に改めてお願いします。

来年度4月の定員募集について

お知らせ2022.03.03

来年度(令和4年度)4月の定員に空きがあります。0歳3人、年中児3人です。
詳しい空き状況は園までお気軽にお問い合わせください。


ながらこどもの森
TEL:058-231-8945(受付時間/9:00~16:00)

2022年3月 森のたより

森のたより2022.03.01

「最後にお尋ねしますが、あなたはこの保育園をどのようにしたいとお思いですか?」とは、20年前になりますが、私たち堂角舎が長良保育所の民営化に応募した際に、市役所で開催された応募法人のプレゼンテーションでの一コマです。
予想していなかった質問でしたから、とっさに「森にします」とご返事しました。
その時に、まさか「ながらこどもの森」になるとは夢にも思いませんでした。この園が民営化の候補となった年の夏。昼下がりに初めて長良保育所の様子を見に来ました。小さく、丸く刈り整えられたキンモクセイが3本。夏の太陽が園庭を焼き、鉄製の滑り台などの遊具が熱く煮えている。そのような印象が強く残り、子どもたちは自然の中でこそ育ちあうというような幼児教育感を持っている私には、この園庭、園環境を森に近づけることこそ、まずとりかかることかと思わせたのでしょうか。

2022年2月 森のたより

森のたより2022.02.01

あれよあれよと2月を迎えました。今年度も残すところあと二カ月となりました。

節分を終え、立春を迎えると、春もそこまで来てるかと心待ちになるものです。

1月には巡回保育があって岐阜市内の各園を指導に回っておられる和田先生におこしいただきました。コロナ過でもあり、短時間の訪問でしたが、本園の保育や教育について和田先生が撮られた各クラスの写真を基に指導いただきました。「みなさん、いい表情をしてますよね」などとお褒めをいただいてる時に、こどもに写真を撮らせたらきっと面白いんじゃないか・・・というお話しをしました。

それで、早速、各クラスにカメラを置き、年長の子たちが順にカメラを楽しんでいます。

何を撮るのかは本人任せです。下の写真は、やまもとゆうとさんの作品です。たまたま出かけた恐竜公園でのショットは冬から春に向かう空の雲が素敵です。

左下、ゆうとさんが友達のくぜじんのすけさんを撮った写真はこども同士の緊張感を感じます。リンとした表情がとてもいいですね。大人が構えたカメラではこの表情は撮れません。

右下はみやざきしょうたさんの作品です。クラスメイトのきとうゆいさんと二人の間にどんな会話があったのでしょう。なんだかホッとする人間関係を感じますね。



2022年1月 森のたより

森のたより2022.01.01

新年あけましておめでとうございます

西の山々はすっかり白くなってしまいました。あわただしい年末の雪には閉口しました。しかし、年が改まると、なんだか昨日と同じ一日が違う日のように感じます。毎年、新年を迎えているのですが、令和4年、2022年の年を迎えるのは初めてです。こういう新鮮な気持ち、心持ちを大切にしたいと思います。
「いないいないばあ」は童心社から松谷みよ子文、瀬川康男絵で「まつたにみよこあかちゃんの本」として昭和42年に出版されました。ブルーナの「うさこちゃんシリーズ」から数年経ていましたが、最初の日本の赤ちゃん絵本の傑作です。
「いないいないばあ」という遊びは親子がいつでもどこでも遊べるとっても素敵な遊びです。顔がすべて隠れてしまうと赤ちゃんは怖がって泣いてしまいます。園ではオーガンジーを使っています。かすかに見える・・・というのが安心なんですね。手で顔を覆うのは全てを覆い隠すことができないことが、楽しさの秘訣なんです。なんでもない言葉のやり取りがこどもの感性を育てていきます。この絵本が出版されたときには賛否両論あったということです。本来大人と赤ちゃんの遊びだからそのことをもっと大切にすべきだ。わざわざ絵本にするのはいかがなものかという反対論と、赤ちゃんが大好きな遊びを絵本で再現することで絵本に親しみを持つことができるという賛成論。
皆さんはどう思いますか?僕は1冊の赤ちゃん絵本が出版されただけで、そのように議論が起こることのほうがすごいと思ってしまいます。


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ながらこどもの森 空き状況

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[11月20日現在]
詳しい空き状況は園までお問い合わせください。 毎月20日までに申込み、翌月1日からの入園。

お問い合わせ・ご相談

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TEL:058-231-8945
(受付時間/9:00~16:00)