お知らせ・保育室から

2019年7月 森のたより

森のたより2019.07.02

ようやく梅雨が始まったのか、こんなジメジメはやっぱり御免被りたいとおもいますね。こどもたちは、各クラスで粗大運動や午後の2階ホールの活用など、体を使う遊びをと工夫しています。
今年から六月になった見学会ですが、多くの皆様にご参加いただきました。本当にありがとうございました。実際にお子さまの姿をとおして教育や保育の実際をご覧いただくことによって、色々な意味で距離の近まりを感じていただいたと思います。もちろん、私たちも距離の近まりを感じることができ、より豊かで確かな情報の交換ができるようになるのではないかと感じる見学会でした。

見学会では昨年までの「課業」を今年から「学びの時間」とよりわかりやすく設定した時間をご覧いただいたり、毎日体操をご覧いただきました。
例えば以上児の毎日体操のメニューでタカバイがあります。手は広げて上半身を支え、かかとのアキレス腱はしっかり伸びて、足の指は大きく広がり、つま先立ってでおしりを突き上げて這います。
何でもないことのようですが、このような躍動的なスタイルをとれるようになるには、手指の発達、内臓の発達、背筋や腹筋など全身の筋肉量の増加、呼吸器官の強化などがあり、しいては器用な手先、偏食のない食生活、良い姿勢、感染症に負けない免疫力の強化など、やがて迎える小学校生活での体力の基礎を培うのです。
この課題は毎日体操だからということではありません。乳児クラスでの三年間も大きく関わります。
ごぞんじのように「はう」という行為は0歳ですね。はえば立て、立てば歩め・・・と通過点のように考えられてしまっているのですが、実はいつも戻らなければいけない場所なのです。というより、なかなかしっかり「はう」という行為が認識されていないのです。
人の成長・発達のプロセスに飛び越しや省略は百害あって一益無しです。むしろ必要なプロセスを繰り返すことがその成長や発達を確実にします。
今年の冬に中嶋先生を招いて足裏のチェックを行いましたね、そのときにこどもたちの足の状態が悪いことを伝えていただきました。外反母趾予備軍であったり、鏡指が気になるということで、足の指の体操を教えていただきましたが・・・・・・・そんなことかとお思いかもしれませんが、そんなことが小さい子たちには大切なのです。毎日体操がそうであるように、毎日毎日少しづつですね。
ちなみに、足指マッサージ続けておられますか?方法は色々あるのですが、今回は改めて、次のもみほぐしも試みてください。
①全身の脱力 こどもを仰向けに寝かせ、大人は足下に座ります。両足首を床すれすれの高さで持ち上げ左右に細かく揺らします。
②足指のマッサージ 足指を小指側から親指に向かい順番にもみほぐします。次に親指から小指に向けて順番に軽く指を引っ張ります。この動作を数回繰り返してください。
③足裏マッサージ 片手でかかとを持ち、もう一夫の手で五本の指を包み込みように足の甲側に倒し「土踏まず」に親指で圧を加えます。
④足指はさみ 足の5本の指の隙間に手の指が入るようなら、手の指を入れて指の隙間を広げるようにしましょう。入らなければ、足の指が離れるようにもみほぐしましょう。

お風呂上がりのひとときや寝る前に布団の上でやってあげてください。足の裏をしっかり意識するようになり、あるくときにつま先を使えるようになります。
(注意)0歳の赤ちゃんにはおすすめしません。

ながらこどもの森 空き状況

3号
認定

0歳児

×空なし

1歳児

×空なし

2歳児

×空なし

2号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

◯空あり

1号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

◯空あり

[8月8日現在]
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