2017年8月 森のたより
暑中お見舞い申し上げます。
梅雨が明けたら梅雨になったような毎日です。高温多湿を絵に描いたような毎日で、植物たちには最高の環境でしょうね。
アゲハチョウは柑橘系の植物の葉が大好き?というより柑橘系の葉でしか育たないので卵を葉に産み付けます。スミレのテラスのミカンの
木はいつもアゲハがフワフワ飛んでいて、留まったかな?と思うか思わないうちに透明な卵を産み付けます。
やがて黒い毛虫になりこどもたちの目にとまるようになります。こうしてアゲハの一生が始まるのです。
あやめさんはお花と一緒にアゲハチョウを描きました。羽の汚れや赤い裾模様?などしっかりかけましたね。余白を楽しんでいるようです。もちろんスミレのテラスね見つけたさなぎをクラスで育てて羽化したアゲハチョウです。ジッと見つめてよく観察しましたね。周りのお花は未来の世界なのですね。やがてお部屋の外に飛び立ってきれいなお花の周りを飛んで、いっぱいおいしい蜜を食べてくださいね・・・というのでしょうか。
小さな命を見つめることはいろいろなココロを育ててくれるものだと自然の力に脱帽です。