お知らせ・保育室から

2017年2月 森のたより

森のたより2017.02.01

保育見学会には多くの皆さんにおこしいただきました。本当にありがとうございました。
当日の感想やご意見もありがとうございました。これからのことを考える機会をいただきましたし、何よりもスタッフにとっては励みになりました。

さて、今月は課業の子どもたちのすがたについて考えてみようと思います。
課業を見学された感想に昨年は課業の輪に参加できてなかったけど、今年は参加できていて安心しました。というのを拝見しました。確かに参加は自由ですよと聞いていても、みんなの輪に加わっていないと「大丈夫だろうか」と心配になりますよね。でもご安心ください。
課業は毎日あるわけではありませんが、クラスの大人が子どもたちを誘うことから始まります。そのタイミングは大人の都合となります。全ての子どもがその時を待っているわけではありません。ひとりひとり、それぞれ何らかの意思を持って遊びを初めている。或いは始めようとしている。そういう時に誘われるわけですから「イヤー今なの?困るナアー」という場合もあります。
又、参加してみたもののその内容が良くわからなくて、つまらないので輪から出てしまう子もいれば、つまらなくても輪から抜け出たくても抜け出られない子もいます。ちなみに、そういう出られない子に抜け出ても良いよと声を掛けても「イヤ」といって抜けないのです。輪の中にいることが安心なのでしょうね。

逆に課業が始まり、耳からきこえてくる大人の声に、自分の選択したあそびより面白そうなので途中から自分で輪の中に入っている子もいますし、ジッと課業の輪を見ているので「入る?」と誘うとにっこり笑って輪に入る子もいます。
それでは、課業の輪から離れて自分のあそびをしている子たちがワイワイ騒いでいるかと言えば、けっこう静かに遊んでいます。課業の輪のじゃまをしないように心がけているのです。
実は課業をしている時間は実際の課業の輪の中だけでなく、クラスのみんなが課業を中心に学びの時間を作っているということなのです。それがそれぞれの主体性を大切にすることなのでしょう。
主体性の育ちは自分ひとりで育っていくということではありません。人と人との関わりの中で育っていくのです。それは心の育ちでもあります。お互いのことを思いやったり、大切にしようと心がけたり、頼りにしたり、頼られることを意識したり。全てこどもの心の中の出来事が心を育てるのです。
課業の輪に加わるから良いとか加わらないのでダメという判断は大人の目で見た判断です。子どもたちはもっと複雑な心で課業を体験しています。その体験が成長をうながすのです。

さて、私たち保育者は子どもの心の中でどのようなことが起こっているのかをいつも知りたいと思っています。心の中の出来事が行為に現れるから、行為に注目すれば心がわかるかといえば、NOですね。大人でも自分の行為の理由が全てわかっているわけではありません。理由もなく腹が立ったり、厳粛なときで緊張しているのに笑えてきたり。でも全ての行為には理由があるのです。
「どうして そんなことするの?」と、こどもに尋ねて「わからない」という返事が返ってきても正解なのでしょう。本当にわからないこともあるのですから。
でもこどもの「わからない」の理由を予想することはできます。それは「不安」であったり「迷い」が原因である場合が多いのです。「不安」が「安心」になり、「迷い」が「安定」になれば「○○だったから」と行為の説明が出来ます。だから「不安」や「迷い」があるときには大人の目から見れば「どうしてそんなことするの?」という行為を繰り返すことが予想できます。
もちろん「主体の育ちを見まもること」と「わがままを見のがすこと」とは違います。「子どもの行為には全て理由がある」とのことですが、 「わがままを見のがすこと」は簡単で、 「主体の育ちを見まもること」は難儀なモノです。

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