2019年5月 森のたより
不順な気候で案じた遠足も無事に終わり、ふってわいたような連休で、令和の年はとまどう中でのスタートでした。山々も萌葱色に染まり、園庭の芝生も目に優しくなりました。
長良公園への遠足は年長児にはたやすくも、年少児には少々大変です。帰りの道中では話しかけてみたり、手を大きく振って、小さな子を励まして歩く姿が見受けられ、年長会議で小さな子達とどのように一緒に歩くのかを話しあった成果がみられたようです。ほんの数ヶ月前まで年中さんと言われていた子達が、このひと月で大きく変わってきたようですね。
一昨年から始まった新しい幼保連携型認定こども園教育・保育要領では「幼児期に育って欲しい10の姿」を示しました。そこには乳児期、幼児期、学童期というこどもの育ちを連続してとらえ、幼児期の年長児が到達点ではなく、こども一人ひとりの大切な成長過程として捉えようとしています。
その10の姿の一番目は「健康な心と体」です。大まかに言えば“子どもたちが自分のやりたいことに向かって、心と体を十分に使って取り組んでいくこと”と解説されています。