お知らせ・保育室から

森のたより

2017年4月 森のたより

森のたより2017.04.07

ご入園、ご進級まことにおめでとうございます。
始業式や入園式を待っていてくれたのでしょうか。開花の遅いサクラが満開となりました。こどもたちは優しい花に触れ、その花びらの優しい柔らかさを実感します。
実にこどもたちの感性はみごとです。このように柔らかな感性を持つこどもたちとこの一年をともにします。現在の「ながらの幼児教育」(柔らかな担当制による乳児クラス、マルチエイジの幼児クラス)を始めてから9年目を迎えます。
来年から認定こども園教育保育要領が改正されます。いままで、どちらかといえば「何を学ぶか」でなく、「何を教えるか」に傾いてきた乳幼児の教育でした。何かを丸暗記させたり、大人の興味を子供に押し付けてきたのです。今回こそそれを揺り戻す改定になってほしいものです。世界的に非認知能力への関心が高まる中、日本も変わろうとするようです。

2017年3月 森のたより

森のたより2017.03.01

一年の締めくくりの月を迎えました。五歳児の皆さんは、すみれのおへやへ引っ越しをして年長クラスとしての1ヶ月が始まります。また、すみれの子たちは以上児のクラスに移動して4月からの環境作りを試み始めます。
今日は一年間暮らした子たちとのお別れの日でもあります。人形劇を見て「笑いすぎておなかがいたくなった!!」と満たされた気持ちの中にスーッと、お別れの風が通ります。
心の中をことばやカタチにあらわすことはとても難しいですね。ちなみに今日の人形劇は「ひとりは大好き、大嫌い」でした。ひとりで遊ぶことが大好きだった主人公の女の子が友達に誘われてみんなで遊ぶ楽しさを知り、ひとりで遊ぶこと、みんなと遊ぶこと、どっちも楽しいとお話しが展開していきました。面白くもあり悲しくもある。楽しそうだけどイヤな気持ちもわかる。などなど、色々な気持ちを感じました。
人は気持ちの動きを体や、ことば、作品で表わしてきました。そのことを文化だとか芸術というわけです。そう思うと芸術は自分と離れたところにあるのではなくとても身近なものだと思えてきます。

2017年2月 森のたより

森のたより2017.02.01

保育見学会には多くの皆さんにおこしいただきました。本当にありがとうございました。
当日の感想やご意見もありがとうございました。これからのことを考える機会をいただきましたし、何よりもスタッフにとっては励みになりました。

さて、今月は課業の子どもたちのすがたについて考えてみようと思います。
課業を見学された感想に昨年は課業の輪に参加できてなかったけど、今年は参加できていて安心しました。というのを拝見しました。確かに参加は自由ですよと聞いていても、みんなの輪に加わっていないと「大丈夫だろうか」と心配になりますよね。でもご安心ください。
課業は毎日あるわけではありませんが、クラスの大人が子どもたちを誘うことから始まります。そのタイミングは大人の都合となります。全ての子どもがその時を待っているわけではありません。ひとりひとり、それぞれ何らかの意思を持って遊びを初めている。或いは始めようとしている。そういう時に誘われるわけですから「イヤー今なの?困るナアー」という場合もあります。
又、参加してみたもののその内容が良くわからなくて、つまらないので輪から出てしまう子もいれば、つまらなくても輪から抜け出たくても抜け出られない子もいます。ちなみに、そういう出られない子に抜け出ても良いよと声を掛けても「イヤ」といって抜けないのです。輪の中にいることが安心なのでしょうね。

2017年1月 森のたより

森のたより2017.01.12

新しい年が始まりました。初詣はお出かけになりましたか?
先日も若い人と話していて「お参り行くの?」という問いかけに、「いや、おちょぼさんへ行くけど、お参りはいかないす。」「????」どうやら、食べ歩くのは好きだけど、ついでにお願いして叶うとは思わないからお参りなんかしないよということのようです。
人間はより概念化しやすいように仏像とか神像を作り宗教をみじかなものにしようと工夫してきました。コマーシャルしてきたわけです。よりわかりやすいように合格祈願、健康祈願、交通安全、家内安全、災難回避・・・・などなど。ほとんどが自分の努力なしにしてかなわないことばかりです。「私も頑張るから神様応援して!」ということでしょうか。先の若者も本人の努力が一番大事だということをよく知っているのですね。あまり努力できないと思う人は応援もお願いできない。何もしないのに応援してくれるなんて、それはあまりにも虫がいい話!というわけですね。

2016年12月 森のたより

森のたより2016.12.02

公開保育と聞いて、入園を考えておられるお母さんから参加したいとのお尋ねがあり、保育者の研究会で一般の方に公開するという意味合いの会ではないからとお断りしました。確かに施設や設備は園内をご案内すればたちどころにわかるのですが、保育のいちいちの内容はわからないですよね。6月から始めている懇談で、以上児の場合ならばAタイプにお申し込みいただくと、1日をどのように過ごしているのかをおおよそ知っていただけるかと思います。お子様がどんな友達と遊んでいるのか、どのようにして自分の居場所を見つけているのか、どんなことに関心を持っているのかといった情報は聞くよりも見るが易しがごとくです。
ちなみに1階の各クラスにはAタイプの懇談は用意していません。以上児のAタイプように午前中の保育から見学いただくことももちろん可能なのですが、友だちのお母さんやお父さんのお顔を見ると自分のお母さんやお父さんの事を思い出し、ついつい泣いてしまうお年頃のためご遠慮いただいています。
さて12月の公開保育で公開するのはその日常の保育です。保育者がどのように動き、どのように子どもと関わり、どのように保育者同士の連携を保っているのかという姿を色々な園の保育者が観察し、評価し、より良き保育を目指し学びあいます。その日だけの特別なプログラムを用意したり、その日用に準備する小道具などもありません。

2016年11月 森のたより

森のたより2016.11.05

日差しに暖かみを感じるというのは、それほど寒さを感じているからですよね。子どもたちも運動会、芋掘り、おとまり保育と短い秋を惜しむように楽しんでいます。

先月の乳児の運動に続いて今月は3歳から6歳までの幼児クラスの「毎日体操」についておつきあいください。
正課体育ということで体操のお兄さんが指導する体育と毎日体操という体育はどこが違うのでしょう。
まず、対象です。満3歳から満6歳の子どもたちが参加出来る体育の授業とはどのようなモノが適切なのでしょう。認定こども園教育保育要領の「健康」の項目内容に「 様々な遊びの中で,園児が興味や関心,能力に応じて全身を使って活動することにより,体を動かす楽しさを味わい,安全についての構えを身に付け,自分の体を大切にしようとする気持ちが育つようにすること。」とあるように遊びの中で身につけるという視点が大切になります。

2016年10月 森のたより

森のたより2016.10.01

雨のない日がないほどよく降りますね。園から見上げる金華山も雲に煙ります。
さて、先月の体育についてのレポートはいかがでしたか?積極的に正課体育などという小学校の体育を先取りしたような体育の時間を取り入れているところの方が運動能力が育っていないという報告はある意味ショックですね。
実際、長良保育園時代に名古屋から講師を招いて「正課体育」の時間を持ちましたが、おおよそ二年で解約しました。その理由は鹿屋体育大学のレポートを読んだからではありません。授業風景を見ていて疑問に感じることが多かったからです。
その疑問の一つに、「並ぶ」ということがありました。とにかく並ぶことから始まるのです。鉄棒も並びます。跳び箱も並びます。直接指導する先生は1人、担任は補助員として参加します。30人の列を維持するのはけっこう大変。跳び箱はずっと並んで、待って、待って、さあ順番が来てビュンと飛んで又列に戻って待ちます。鉄棒もしかりです。体育と言うより列を乱さない、静かに待つなど規律を育てるといった方が良いかもしれません。
約束を守ることも規律を学ぶことも主体の育ちが必要です。みんなに迷惑をかけないとか、約束を破る友達に声を掛けるとか約束をつくる過程も含めて社会性の育ちが大切になります。規律は命令に従う、指示に従うものです。「指示待ちの子が多い」と聞きますが指示に従うことが最良だと教えられれば当然指示を待つようになります。
指示や命令に従うことも大切なことです。なぜ大切なのか、なぜ今は従わなければならないのかと言うことが理解できていればしっかり従うことが出来ます。

2016年9月 森のたより

森のたより2016.09.01

迷走した台風10号。悲しくつらい思いをされた皆様に心よりお見舞いいたします。初めての三陸からの上陸と言うことで、気仙沼の仮設住宅にお住まいの91才のおばあさんが、「なんとかあんまりいたずらせんと通っていってほしい」とインタビューに答えていました。残念ながら多くの悲しみの爪痕を残したのですが、台風にいたずらするなと呼びかける優しさは、おばあさんがこれまで育ってきた人間関係の優しさを感じることが出来ます。
さて、そのようにやさしく豊かに育ってほしいと願う毎日ですが、以前に鹿屋体育大学森司朗教授代表グループ研究が「子どもの運動能力全国調査」というものを行ないました。そしてそれが先月ご紹介した山梨大学の中村先生の発表を裏付ける結果となったのですが、同時に保育園や幼稚園で子どもの体力づくりに対して、数々の興味深い調査結果が発表されました。
そのいくつかをご紹介します。

2016年8月 森のたより

森のたより2016.08.01

先月の多子社会と少子社会の続きです。今回は心と体について。
3才、4才と違って大きな子どもたちはハートのマークが大好きです。冬の土粘土遊びではハート型のコップやブローチ、花筒の下絵も赤いハートが描かれます。でも窯の中でもより高温の場所では赤色はほとんど燃えてしまい、残念な結果に終わることもあるのですが、ハートの形に子どもたちは何をイメージするのでしょう。愛情とか、友情でしょうか。いずれにしても「ココロ(心)」の中身?ぼんやりしてるけど大切なモノが思い描かれているように思います。
一方で「カラダ(体)」はどうでしょう。数年前に山梨大学の中村先生は「最近の5歳児の運動能力は25年ほど前の3歳児とほぼ同じ」というショッキングな発表をされました。又NHKでは「広がるロコモティブシンドローム予備群」などと番組をつくり、かなりの確率で子どもの骨や筋肉などの「運動器」に疾患のある恐れがあるなどと伝えています。
多子社会の子育てと少子社会の子育ては同じではダメなようですね。毎日体操の有益さは又後日お伝えしますが、心と体はバランス良く成長発達していかなくてはなりません。

2016年7月 森のたより

森のたより2016.07.01

「自己肯定感」とか「主体のそだち」とか、ややこしい話が続きますが、お付き合い宜しくお願いします。
昭和の子育てと平成の子育て。子を思う親の心は一緒だから子育ても変わらない!と言いたいのですが、幸か不幸かこれだけの環境変化の影響はまぬがれません。昭和の時代に自己肯定感を育てるといってもピンとこなかったでしょう。「そんなの甘やかしたらダメよ」「しつけは厳しく!」と先輩方の声が聞こえてきます。
そのキーワードが多子社会と少子社会なのです。多子社会であった昭和の時代は決してみんなが豊かな生活をしているなどと言えなかったけれど、貧しいが故に寄り添って生きていく風潮がありました。町の空き地、お寺や神社の境内は子どもたちの基地となり年齢差がある中で小さな子を助け大きな子の顔色を伺い、したたかに生きていくことを学びました。勉強することも大切でしたが。学校での評価がその子の将来を決定づけることでもなく、働く大人を身近に感じ、いろいろな生き方があることが実感できました。故に子どもは自立することを求め、早く一人前の大人になろうと思っていましたし、親も手がかからなくなることを待ち望み、我が子が1日もはやく自立することを望んでいました。教育は自立のためにありました。

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