2022年6月 森のたより
さわやかな季節の次はジメジメした梅雨がやってきます。
雨間には気持ちいい人工芝の上で遊べるといいのですが、今年の梅雨はどうなるでしょう。
先月はコロナ禍に見舞われてしまい、保護者の皆様にはご心配をおかけしました。また、ご協力も頂き、ありがとうございました。
こどもたちの中にはコロナを通してウイルスって何?と興味を持った子もいるようですが、6月はまさに自分の体に興味を持つ月です。
裏面の行事予定でお伝えしますが、7日の眼科を皮切りに内科、耳鼻科、歯科と健診が続きます。
そして、2階のクラスでは病院ごっこが盛んになります。
この遊びはたんぽぽ組から始まりますが、年齢が上がるごとに内容が濃くなり、2階では年長児がいることで本格的になります。
「カルテが欲しい」「点滴も」「ベッドも」などこどもたちからの要望で必要な物が揃えられてきました。
これに関連させて環境認識の時間では人の体についての知識が得られるようにします。
ごっこ遊びは大人の模倣から始まり、役を演じることで成り立つ遊びです。他にレストラン、世話遊び、○○屋さんなどがあり、総じて「役割遊び」と言います。
役割遊びは人格の全ての面、技能の発達、知識の獲得に向けて練習することを可能にし、人と社会にあるものを関連づけて考えるようになり、社会に適応する態度、習慣、言葉を獲得することができます。
年少児は年少児なりに楽しみますし、2歳児は時々大人の助けを借りることもありますが、それなりに病院ごっこが成立します。
梅雨に入ると大人も体調を崩しやすくなります。ご家庭でも体のことを話題にしたり、私たち大人も自分の体や健康に目を向けて健診を受けてみてはいかがでしょうか?
また、お子さまと役割遊びをしてみてください。「こんな事知っているんだ」などと新たな発見があって楽しいですよ。
楽しく梅雨を乗り切りたいですね。