日々のくらしとまなび

3・4・5歳児(幼児)の保育

マルチエイジクラス

マルチエイジクラス幼児の保育は3歳から6歳までの子どもが混合してマルチエイジクラスを形成しています。ここでは、一人ひとりの個性や発達の細分化による教育を目指します。
この年齢差は「いろいろな子がいるな」「みんなちがうんだ」という意識を育て、個人間、仲間間、グループ間の多彩な人間関係が、対等、従う、上に立つという役割を経験しやすくなります。
もちろん年齢別に活動する時間も多くあります。マルチエイジクラス、年齢別クラス、活動の目的に合わせてそれぞれの良さを生かします。

保育空間保育空間

マルチエイジの空間には「自分で自分の行動を選ぶ力を」を育てるように配慮した部屋の環境が活きてきます。
「台所」は今まで育ってきた身近な環境を再現でき、世話遊びの空間は自分が体験した社会を再現できます。このような遊びは、自分がこんなに大切に育てられてきたんだということを実感できたり、コックさんや美容師さんの役割を演じることで人と人との関わりを学び、しいては「役立ち感」が育って欲しいと思います。
白色やカラーの積み木、卓上積み木、ラキュウ等の構成遊び、カードゲームなどの室内遊びの場では、色々な物、色々なイメージを構築し、一人でできた達成感を味わったり、仲間と協力して今までできなかったことができたり、小さな子に教えてあげることの難しさを体験します。そういう中で自尊感情が育ったり自己充実感を味わうことができます。また、時には思い通りにならないことや友達との関わりに失敗し挫折感を味わうことも大切な成長です。

人は仲間で育ちます人は仲間で育ちます

少子社会となって人と人との関わりの中で育つことが難しくなってきました。本来子どもは仲間で暮らしや遊びを充実していきます。
仲間との遊び場面は大人より応答的で持続的、情動的です。だから新奇で興味深く、深まりを持つのです。
仲間は同じ発達水準にあるために大人の行動より模倣しやすいのですが、同年齢の仲間と遊んでいて真似ようとする時は少し上の子を、何かを教えて欲しい時はもう少し年上の子を、自分の学びを確認したい時は年下の子と遊びます。そして、助けが必要な時に大人を呼ぶのです。
私たちが選んだマルチエイジクラスという保育は今日の子どもの育ちで欠けてしまいがちな部分をしっかりおぎなう活動なのです。

3歳以上児の3クラス3歳以上児の3クラス

「さくら」「ふじ」「ゆり」という3クラスではクラス毎に計画されたテーマに基づいて環境を作ります。
テーマは3歳、4歳、5歳という年齢ごとの発達や各々の子どもの生活や発達を見通して計画的に設けられます。
多くの時間を主体的な意欲から生まれる遊び過ごす子どもたちは、担任の保育教諭が準備する遊びの時間「課業」で学びを深めます。

課業の中身課業の中身

「課業」ではそれぞれの年齢成長の達成したい課題に取り組み、子どもたちは毎日が新しい出来事や事物に出会います。
大人には当たり前の事も、子どもにとってはとても興味深いものなのです。その興味を「環境認識」「文学」「音楽」「体操」などといったものにつなげて学びあいます。

毎日体操毎日体操

心の育ちとともに、体の育ちも大切な課題をたくさん持っている子どもたちは、毎朝午前中に毎日体操に参加することができます。
毎日体操は、ハンガリーの体育専門家オセツキー・ルイザにより考案され、「毎日の集団生活の場で、子どもの系統的な運動発達の課題、及び運動発達のゆがみの予防にこたえようとする試み」(体育であそぼう、コダーイ芸研選書より)です。
大切な発育期にある子どもたちの体は、今育てるべき部分とべきでない部分とがあります。そのことに十分配慮されたプログラムを保育教諭の指導のもとに行うのですが、毎朝20分ずつ続けることが大切なのです。

活動の実際活動の実際

散歩や屋外での活動にも異年齢クラス、年齢別クラス、それぞれの良さを生かして教育・保育内容をより充実させていきたいと計画しています。
マルチエイジの3クラスは、同じ人数構成のクラスが3つできることになります。そこには新しいタイプのクラス間の交流(例えば運動会でのクラス対抗競技)が生まれます。
また、時期を同じくして3タイプの保育実践がなされるということで、担任の保育教諭には環境構成や教育・保育計画のあり方を考える機会が多くなり、教育・保育内容をより充実させることができます。

ランチランチ

ランチの時は2階のホールがランチルームとなります。
岐阜市の統一献立を使用し、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくいただけるようにキッチンスタッフと連絡を密にして楽しいランチタイムになるよう心がけています。
高さが異なる机と椅子を準備して、かかとがしっかり床につき、良い姿勢で食事ができるよう配慮しています。
登園時間や朝食の時間を考慮して、ほぼ2交代で各々が手を合わせて「いただきます」と食べ始め、「ごちそうさま」と食べ終わります。

午睡と休息午睡と休息

多くの時間を園で過ごす子どもたちには休息の時間も必要です。特に脳を休ませることは大切で、ランチの後はコットを使用して各自の部屋で午睡し、リラックスして休息することができます。
3歳児、4歳児は年間を通して、5歳児は11月末まで午睡をとります。
もちろん眠りにつかない子もいますが、横になり休息することによって午後の活動を十分楽しめることがわかるのでしょうか。静かなひと時を過ごしています。

お誕生日のお祝いお誕生日のお祝い

全園児が集まっての誕生会などは行わず、一人ひとりの誕生日をクラスでお祝いします。
お祝いされた子は、誕生日である事を示す「冠」をつけて一日を過ごし、園の全員から祝福を受けることができます。

年長会議年長会議

一年を通じてマルチエイジクラスを構成する子ども集団の約束は、年長児が毎週月曜日にクラスごとに開く「年長会議」で決定していきます。
この会議では自分の思いを言葉にして相手に伝えることや、友達の発言を良く聞き、理解して賛同したり、あるいは違う意見を述べて年長として果たすべき役割を確認したり、年中、年少の子たちをどのように誘い、より良いクラスづくりに意欲的に取り組めるかを話し合います。

年長児の活動年長児の活動

年長児はクラスをリードする役目を担いますが、一年を通じてドリームシアターやメディアコスモスなどの公共施設に、公共交通機関を使って訪れたりして、挨拶の仕方や利用マナーなど公共性を培います。
また秋には姉妹園である「かみいしづこどもの森」を訪ね、ムッレスチューガと名付けられた山小屋で過ごしたり、里山の自然に触れてお泊り会を体験します。

こうして、幼保連携型認定こども園における教育及び保育の目指す心情・意欲・態度を育てるために、園児一人ひとりの発達を見通しての幼児教育を実践しています。

ながらこどもの森 空き状況

3号
認定

0歳児

×空なし

1歳児

×空なし

2歳児

×空なし

2号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

×空なし

1号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

×空なし

[4月2日現在]
詳しい空き状況は園までお問い合わせください。 毎月20日までに申込み、翌月1日からの入園。

お問い合わせ・ご相談

ながらこどもの森
TEL:058-231-8945
(受付時間/9:00~16:00)