お知らせ・保育室から

2016年5月 森のたより

森のたより2016.05.01

こういうのをデビュー効果というとのことですが、4月はながーい一ヶ月でした。こども園になることで色々な手続きにとまどう(まだとまどっていますが・・・)ゆえに時間の流れが遅く感じるようです。子どもたちの4月も、いつもの月と違って長く感じる一ヶ月だったでしょう。新しく入園いただいたお子さんはもちろんのこと、継続して在園している子どもたちも新しい友だちができたり、園の大人のメンバーが変わったりで、どことなく落ち着かないことだったでしょう。もちろん、保護者の皆様方も同じですね。ハナモモ、サクラ、フジと三つの花が咲き始め。咲き終わるまでザワザワザワと落ち着かない4月でした。
連休から始まる5月は、連休で家族の時間を楽しんだ分、朝の別れがつらい日が続くかもしれませんね。でも、そろそろ自分の居場所(からだの基地とこころの基地)が見つかり始めますから、朝、お母さんやお父さんと離れたあとも、どこにも居場所が見つからず悲しいというのではなく、からだやこころが落ち着く場所にいることで、ずいぶん気持ちもおだやかになり、泣いてたことがウソのように遊びが始まるようになります。

さて、子どもがロコモ予備軍になっていると騒がれています。老化が進むことで運動機能の低下が原因で起こるのがロコモティブシンドロームです。それが小中学生に多く見られると言うことで問題になっています。運動機能の低下による関節部分の筋肉も堅くなり、「運動器の機能不全」をおこし、ケガをしやすくなってる。それじゃあ運動しましょうと運動だけを積極的にやっても、つかわれる筋肉が偏ってしまうので、運動器のバランスが悪くなって関節が硬くなるようです。
小さくて高機能、どこでも遊べるデジタルゲーム機を手放さない小さな子どもを見ますが、ゲーム脳という脳機能への影響だけでなく、運動機能の低下にもゲームは一役担っているようですね。お父さんたちの世代はゲームの進化を支えてきた世代。まず大人がゲームを我慢しなくてはなりません。お子様の未来のためにボールを持って近くの公園へ出かけて下さい。
特に幼児期には「幼児期に育てるべき体育と幼児期に育てるにはまだ早い体育」があります。
本来子どもたちは地域の異年齢集団が空き地や公園の中で繰り広げる遊びで必要な運動機能を育ててきました。そこにはもちろん社会性の育ちも伴い、本当に心も体も地域集団のなかで育ったのです。
そういう地域文化そのものが育たなくなったのが現代社会だという認識が必要でしょう。
ながらこどもの森の以上児クラスでの「毎日体操」は、そういう認識の基にカリキュラムを組み立てています。毎日体操の考案者ルイザさんの発想の第一は子どもの自然な動きを発達させて子どもの運動欲求を満たすことです。大人の想いと子どもの要求がうまく交わることで気持ちよく体操練習に加わることができます。からだとこころが一つになるのも練習の一つなのです。

ながらこどもの森 空き状況

3号
認定

0歳児

×空なし

1歳児

×空なし

2歳児

×空なし

2号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

◯空あり

1号
認定

3歳児

×空なし

4歳児

×空なし

5歳児

◯空あり

[8月8日現在]
詳しい空き状況は園までお問い合わせください。 毎月20日までに申込み、翌月1日からの入園。

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ながらこどもの森
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(受付時間/9:00~16:00)