お知らせ・保育室から

2020年2月 森のたより

森のたより2020.02.01

年を越えてねんどあそびがはじまると春はすぐそこまで来ています。二階のホールで午後を過ごす年長さんたちは節分の準備に忙しそうです。オニは怖い!ものなのですが怖さの基準は人それぞれ、とても優しいオニもいてホッとします。
今回はお箸についての確認です。

片手に持った二本の棒の先でものを挟み、お口に運ぶお箸はアジアの国々で使われますが、細い箸を好むのは日本だけのようです。実はとても難しい感覚なのです。
人間の感覚は味覚、嗅覚、視覚、聴覚などのよく知られているもののほかにも様々な機能があります。例えば触るという触覚や平衡感覚などもありますね。この仲間に個有覚(固有受容覚などともいいます)という感覚があります。この3つの感覚は赤ちゃんがお母さんのおなかにいるときから働き始めて次第に育っていきます。
利き手であれ、細い二本の棒で目に見える小さなものをつかむのは重力とか距離感とか力の強弱など様々な感覚や知識を総動員して成し遂げられているのです。

1歳を迎えた子たちはかごからものを入れたり出したり、自分のからだも段ボール箱に入ったり、出たりするのが大好きです。ただただ遊んでいるのですが、こういう遊びが手の動きを目で追い、目で確認したところへ手を運ぶという目と手の協応や、ぴったり自分の体を箱にくっつけて自分の体の大きさや手足の場所、すなわちボディーイメージを獲得しつつ個有覚や触覚が育っていくのです。歩き始めた体をうまくコントロールしてより早い体重移動ができたりするのも平衡感覚が育っているからなのです。
このような感覚は意識的に育てようと思って育つものではありませんし、それぞれの感覚がバランス良くそだっていくのです。それを感覚統合といいます。昨今話題の非認知能力の一つでもあります。二歳三歳の乳児期にじっくり育てたい感覚ですね。

感覚統合がうまくできていないと、自分一人で遊ぶことはできても二人で遊ぶ、三人で遊ぶ、集団で遊ぶというようなことにつまづくことになり、さまざまな部分でも困難を感じることになります。
おおいに個人差がありますが、およそ4歳を過ぎる頃には大便を済ませた後、目で見えない自分のお尻の穴をふけるようになります。これは触覚、平衡感覚、個有覚がしっかり育ってきた証拠でもあるのです。
箸を上手に使うようになるのはこの頃なのです。もちろん訓練すれば二歳の子でも使うことはできます。「なんでもいいから箸を使う」のではなく、日本人として誰に見られても恥ずかしくない、上手な箸使いを心がけたいものです。
感覚の育ちは3歳を迎えるようになると、トレーニングすることによって育つ部分もあります。箸のトレーニングは三度の食事の時に教えることはできません。食事は楽しいものです。食事の時に箸の持ち方を注意されると食べる意欲も失ってしまいます。

迷い箸や舐め箸など、食事マナーを教えるのは実際の食事の時でしょうが、箸の使い方はある程度の訓練が必要なもので、マナーのようにさっそく直せるものではありません。箸の訓練は食事時ではなく、ながらこどもの森では遊びのなかに加えています。消しゴムや豆などを箸で運んだりするゲームで遊ぶこどもの手元を見て、「こんな風に持つと とりやすいよ」と提案すれば良いのです。
箸の持ち方は一端間違った持ち方に慣れてしまうとなかなか直すことができません。こどもたちにはしっかりと正しい持ち方を教えたいものですね。
玄関のホルダーに正しい持ち方のリーフレットを入れておきました。よければ参考にしてください。

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